この前の記事で、恋愛でも動くのが大事だって話をしたけど、ぼくがこの記事を読んだら「行動が大事だなんて分かってる。分かっても動けないから困ってるんだよ」って思う。
そこで、ナンパ初心者に対して、どうしたらナンパができるようになるか書いてみる。
①家で「すみません、◯◯に行きたいですけど」と5回言う
ナンパのことはひとまず忘れてほしい。女の子に目的地までの行き方を聞くことから始める。まずは、道を聞く場所と目的地を決めてほしい。
道を聞く場所
①親切な人や心にゆとりがありそうな人が多くて、②止まっている人が多い場所を考えよう。
道を聞く場所を目的地より先に考えるのは、道を聞くことの心理的ハードルをできる限り下げる必要があるから。目的地ではなく、聞く場所の人柄によって、聞きやすさは変わる。例えば、歌舞伎町で道を聞いたら、そっけなくされそうな気がするだろう。
特にアイディアがなければ、表参道のAO(アオ)ビル前がオススメ。
表参道では、レストランとかショッピングでぶらぶらしている人が多い。そして、AOビルはわりかし綺麗なビルで、駅からも少し離れているので、待ち合わせの人がいるけど、そんなに人も多くないから、道も聞きやすい。でもって、目的地に「表参道ヒルズ」をもってきても、違和感がない距離だ。
目的地
道を聞く場所から、歩いて少しかかる、観光名所とか、有名なビルを選んでほしい。
鏡の前で5回練習する
例えば「すみません。表参道ヒルズに行きたいんですけど、場所知ってますか?」と鏡の前で、実際に道を聞くように、5回言ってみてほしい。
②1回だけ道を聞いてみる
1回だけでいい。こんなの簡単だから、3回はできるだろうとハードルをあげなくていい。具体的にはこんな感じ。
表参道で 道を聞いてみる
土曜日の14:00頃(昼過ぎのゆったりとした時間帯)
表参道駅からAOビルに歩く
道を聞いたら答えてくれそうな女の子を選ぶ。年齢や相手の人数も関係ない。
自分:「すみません。表参道ヒルズに行きたいんですけど、場所知ってますか?」
女の子:「えっと。表参道ヒルズは、この道ずっと行って、あの表参道の交差点を左に曲がって、少し歩けばありますよ!」
自分:「ありがとうございます!助かりました^^」
表参道ヒルズに向けて歩く。
表参道ヒルズに行く用事もないので、そのまま家に帰る。
③家で「すみません、◯◯に行きたいですけど」と5回言う
②がうまくいったら、また①に戻る。
④2回道を聞いてみる
今度は2回道を聞いてみる。場所はどこでもいいが、特にアイディアがなければ、またAOビルで2回聞いてみてほしい。
⑤ナンパしたい場所で道を聞いてみる
渋谷、丸の内、銀座どこでもいいが、自分がナンパしたい場所で道をきいてみてほしい。回数は1回だけでいい。
⑥おしまい
えっ?ってなるかもしれないが、これでおしまい。
ナンパはめちゃくちゃ勇気がいる
よくあるナンパのブログだと、ナンパのやり方について「まず相手の斜め前に立って・・・」って書いてあるけど、まぁ、普通の人がいきなりそんなのできない。地蔵*1になっておしまい。
ナンパのブログを書いている人って、当然ナンパができる人なので、ナンパ初心者の気持ちとかを軽視しがち。すぐテクニックの話をする。
ナンパって怖いですから。シカトなんてザラ。うるせーよとか言われることもあるし。 それに、ナンパしなくても死にはしないので「まぁ今日できなくてもいいか」となって、結局やらない。はっきり言ってこれが普通の流れ。
ナンパをやってみようかな、という自然な気持ちをつくる
気合を入れればナンパができる人は、そもそもナンパできているはず。では、気合を入れてもナンパができない僕らはどうしたらいいか。
ナンパをしてみたいと自然に思えるようになることがキーになる。
上の方にすごく丁寧に①〜⑥の手順を書いたけど、この手順の中で「俺はもっとできるな」と思って、1日に3回以上道を聞くことができた人は、ナンパができる可能性が高い。
ぼくは道を聞くのは2回までとしか書いていない。それ以上やるというのは、あなたの積極性であり勇気だ。そして、道を聞く回数が増えると、今度は「ナンパしてみようかな」という気持ちが出てくるはずだ。
これがナンパができるマインドの作り方。
ナンパできなくても、家で5回道を聞く練習をしただけでもすごい
正直①〜⑥全てできる人はそんなにいないだろう。道を聞くのも勇気がいる。「え、道を聞くのに勇気なんていらないでしょ笑」という人には、本当の意味でナンパを教えることはできない。
ぼくから言えることは、家で5回道を聞くことだけはやってみてほしい。こんなのやってもやらなくても一緒だと思うかもしれないが、とても意味がある。
道を聞く場所を決め、目的地を決め、5回練習してみる。この瞬間、実際に道を聞いている自分がイメージできているはずだ。このイメージってやつが大事で、なにごともイメージできないことは、実際にやることもできない。
そして、5回練習する人も実はそんなにいないだろう。だって、めんどくさいし、かっこわるいから。だから、5回練習したのなら、それだけで自信を持っていい。実際に道を聞くことができなかったとしても、他の人より前に進むことはできたのだから。
*1:女の子に声をかけられず、地蔵のように立ち止まってしまう状態。ナンパ用語